口頭試験に向けて準備すること-2

そろそろ、試験対策モードに切替えて下さい。

2017/8/17

口頭試験に向けて準備すること-2

休み明けですね?

そろそろ、試験対策モードに切替えて下さい。
3ヶ月の準備期間ですが意外に短いモノです。

通勤講座でも問い合わせは増えています。
来年の準備を始める方。
口頭試験対策を始める方の2タイプです。

皆さん、どちらの場合でも学習計画表を作るところから始めて下さい。
計画が無ければなにも始まりません。

また、その中にモチベーション維持の仕組みを入れるようにして下さい。
できれば、マイルストーンのように入れると良いでしょう。

私の場合、1週間単位で「日曜日までにここまでできたら、好きな本を1冊購入」と決めて、毎週1冊を購入していました。
ささやかですが、楽しいものです。

別に本で無くても構いません。
「金曜日までに終らせて、金曜の夜だけは居酒屋直行」でもOKです。
次の日に影響が出なければお酒も問題ありません。
ストップの効かなくなる人は注意して下さい。

話を戻しましょう。

計画表ができたら、口頭試験でもっとも重要なものを最初に作成します。
業務経歴と業務の詳細を説明するためのスピーチ原稿です。

業務経歴を30秒、業務の詳細を2分30秒と考えて下さい。
業務経歴を1分以上話すのは危険です。
また、ときどき提出した業務の詳細を暗記する人がいますが、あれは全くの無駄です。

試験委員は、皆さんが提出した申込書を目の前に置いてます。
とうぜん、そこには業務経歴も業務の詳細もあります。さらに皆さんが解答した筆記試験の解答用紙も持っています。

目の前にある文章を音読されても退屈なだけです。
暗記して試験委員の前で暗唱するのは止めて下さい。
それだけでかなり減点になるはずです。

業務の詳細を説明するためのスピーチ原稿は、業務の詳細の中に書けなかったことを書いて下さい。

行間を埋めるのです。

問題解決の部分に力を入れて詳細に説明することです。

くわえて、言葉を選ぶときにも注意して下さい。
試験委員は同じ分野の専門家ではありますが、あなたの業務は知りません。

略語や特殊な業界用語は避けて下さい。
素人でも分るとまでは言いませんが、異なる領域の専門家でも分る程度にブレイクダウンした言葉で説明して下さい。

社外の専門家とやり取りの少ないエンジニアは、意外とこれが苦手です。
原稿ができたら音読してICレコーダーに録音して下さい。

自分の声を自分で聴くのはあまり気持ちの良いモノではありませんが、我慢して聴いて下さい。
そして、聴取りにくい言葉を修正しましょう。
文字で読んで分る言葉と、耳で聴いて分る言葉は違います。
必ず、1回聴けば分る言葉に修正して下さい。

そこまでできたら次の段階に進みましょう。


匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、通勤講座受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。